ピザの思い出
僕自身はこの出来事をすっかり忘れていたが、この夏に実家に帰った際に母が大事な思い出のように語っていた。
これは自分が8歳くらいの話。
「料理がしたい」と突然僕は言い出した。
当然いままで料理なんてしたことがない。そしてなぜ料理がしたい思ったかは思い出せない。
そしてピザをつくることになった。
すぐに近所のスーパーに行き、食材を購入した。
金額が高いもの=おいしい という思い込みがあり、タコもエビもハムもキノコもとりあえず高いもの全部買った。
結局5,000円とかかかった。
そして、生地はレシピ通りにつくりソースを載せて、全食材を一枚に配置してオーブンへ。
焼き上がりまで、何度もオーブンを覗いてしまった。
きっとおしいよね〜 楽しみだね〜
エビから食べようかな〜 好きなのから食べな〜
まだかな〜 もうそろそろだよ〜
焼き上がって、よし食べるぞと。
一口食べたその瞬間、いままで食べたピザのなかでダントツで不味かった。圧倒的に不味かった。
そこから学んだことは3つある。
1.高い食材が必ずしもおいしくなるわけではない
2.ピザ屋さんのピザは安くておいしいこと
3.親は、はじめて子供がつくった料理を不味くても、おいしいと言い全部食べること
僕も親になってそのときの気持ち、より理解できました。
なにこのほっこりエピソード。
ああピザ食べたくなってきた。
#ピザが食べたい
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